乳酸菌の種類と特性について

乳酸菌の種類と特徴を研究

乳酸菌は膨大な数の種類があると言われています。そしてさまざまな研究所では、今も新しい優秀な乳酸菌を発見しようと研究を続けているのです。ここでは優れた人気乳酸菌の一部と、その特徴のご紹介をしていきたいと思います。

 

乳酸菌シロタ株(ヤクルト菌)

多くの人がご存じの乳酸菌飲料のヤクルトに使われている乳酸菌です。ラクトバチルス属カゼイ菌YIT9029株が正式名。胃酸などにも強く動物性乳酸菌でありながら、そのまま摂取しても腸まで生きたまま届く乳酸菌です。お腹すっきりサポートだけでなく、守る力をサポートする働きのある乳酸菌です。

KW乳酸菌(乳酸菌KW3100株)

キリンの研究によって発見された乳酸菌で、正式名はラクトバチルス属パラカゼイ菌KW3100株です。かゆかゆ・むずむずなど、守る力のバランスを整えるサポートを特徴とする乳酸菌です。

プラズマ乳酸菌(JCM5805株)

キリンの研究所と小岩井乳業との共同研究で見つけられた乳酸菌で、正式名はラクトコッカス属ラクティス菌JCM5805株。免疫細胞の中心的な司令を行うプラズマサイトイド樹状細胞に深く関わり、さまざまな細菌やウイルスから守る力をサポートする乳酸菌です。

LG21乳酸菌

明治の保有している乳酸菌の中から、強力な乳酸菌が発見されました。正式名はラクトバチス属ガセリ菌0LL2716株と言い、胃の中の強い酸の中でも生きられる乳酸菌です。胃の中には細菌は存在しないと思われていた時代もありましたが、近年になってピロリ菌が存在していることが分かり、それが胃癌の原因の1つと言われています。
そんなピロリ菌に対抗する善玉菌は今までなく、胃の中はピロリ菌の独壇場でした。そんなピロリ菌と対抗することのできる乳酸菌がこのLG21乳酸菌なのです。そのためピロリ菌予防を考えている人におすすめの乳酸菌と言えます。

モラック乳酸菌

森永乳業は自社が保有する膨大な乳酸菌の中から発見した乳酸菌で、正式名はラクトバチルス属パラカゼイ菌MCC1849株。インフルエンザなどのウイルスや細菌が多い季節、守る力をサポートする働きが特徴の乳酸菌です。

L-92乳酸菌

カルピス社が研究発見した乳酸菌で、正式名はラクトバチス属アシドフェルス菌L-92株。季節のかいかい・むずむずなどの緩和をサポートする働きがあります。

ガセリ菌SP株

雪印が発見した乳酸菌で、正式名はラクトバチルス属ガセリ菌SBT2055株。デリケートと言われている動物性乳酸菌でありながら、胃酸などの影響を受けずに生きたままお腹に届くという特徴があります。そして腸の中に他の乳酸菌より長く存在することができるため、しっかり働くことのできる乳酸菌なのです。

フェカリス菌

正式名はエンテロコッカス属フェカリス菌と言い、守る力を強めるサポートが期待されています。またかゆかゆ・むずむずを抑えるサポートとしても人気の乳酸菌です。EC-12やFK-23など、フェカリス菌として知られています。
特にフェカリス菌は加熱処理をした死菌として利用することが多い乳酸菌です。特に守る力を高めるサポート力は、加熱加工によってより高くなります。かゆかゆ・むずむずは守る力の暴走でもあり、それらを抑え整えるお手伝いをする乳酸菌です。

ラブレ菌

正式名はラクトバチルス属コアギュランス菌と言い、京都のすぐき漬けから発見された植物性乳酸菌の代表格です。動物性乳酸菌のように熱や酸、塩分などからも影響を受けずとても強い乳酸菌です。日本人は昔から味噌や醤油や漬け物を多く食べていたため、日本人のお腹には相性がいいとも言われています。また腸の中に長くとどまることができる乳酸菌です。

ガネデン乳酸菌

アミノ酸の働きをサポートする働きのガネデン乳酸菌は、体型を気にしている人に人気です。アメリカではボディー作りを目的とした人に向けた、プロテイン飲料などにも配合されている乳酸菌です。

L-55乳酸菌

正式名はラクトバチルス・アシドフィルスL-55株と言い、オハヨー乳業が赤ちゃんから発見した人間由来の乳酸菌です。動物性乳酸菌ですが、胃酸などにも強く腸まで届く乳酸菌として優秀と言われています。花粉症モデルマウスにL-55を与えた実験では、抗アレルギー剤使用のマウスと同じ結果が認められ、またアトピーモデルマウスでも同じ結果となったとのこと。守る力の向上と守る力の暴走を抑えるサポート力が期待されています。

LB-81乳酸菌

明治乳業とパスツール研究所の共同研究において、優秀な乳酸菌として発見されたのがLB81乳酸菌です。抗菌ペプチド産力をサポートし、腸間バリア機能を高めるお手伝いとして期待されています。そのため外敵からの守る力のサポート力が期待できるのです。

ナノ型乳酸菌

ナノ型乳酸菌というのは粒子の直径が1ミクロン以下の超微粒子で、水に入れるとバラバラになるように加工された加熱処理乳酸菌の総称です。死菌となるので腸まで安定して届き、どんな状態でも安定した状態を保ちます。超微粒子になった乳酸菌は免疫器官であるパイエル板を通り抜けることができ、それによって免疫システムのTh1細胞を刺激し、増加をサポートします。
それによってナノ型乳酸菌は他の乳酸菌より、守る力の増強をサポートすることができるのです。納豆菌やすんき漬け由来の乳酸菌、EC-12、ETF-2001乳酸菌などが、このナノ型乳酸菌として加工されているものがあります。

EC-12乳酸菌

エンテロコッカス・フェカリス菌という正式名です。フェカリス菌にはEC-12株の他FK-23株、EF621株、EF-2001株など、いろいろなタイプがあります。菌株は発見・保有している会社によって個性があります。EC-12乳酸菌は久光製薬が発見し保有している乳酸菌で、加熱処理をした死菌乳酸菌です。普通の乳酸菌の働きの他に、守る力のサポート力に特化しています。

R-1乳酸菌

正式名ラクトバチルス・ブルガリクスR1と言い、免疫細胞であるナチュラルキラーを刺激するため、強力な守る力のサポートとなります。またこのR-1乳酸菌は体型を気にする人にも注目されている乳酸菌です。

コッカス菌

コッカス菌は6つの属性があり、それぞれとても優れた乳酸菌であり、いろいろなメーカーの代表的な乳酸菌もこの6つのどれかに属しているものが多いようです。人由来のエンテロコッカス属、小腸に生息する強烈な強さを持つストレプトコッカス属、味噌醤油などに使われる植物性乳酸菌のテトラジェノコッカス属、同じく植物性乳酸菌のペディオコッカス属、ヨーグルトやチーズの発酵に使われている救状のラクトコッカス属などがあります。

 

その他の人気乳酸菌

以上めだった乳酸菌を取り上げてみましたが、まだまだ人気の乳酸菌はたくさんあります。どれもそれぞれ乳酸菌を研究しているメーカーなどの研究によって、新しい乳酸菌が発見されています。商品に使われる乳酸菌はいわゆる乳酸菌の中でも優秀なものであり、強くわたしたちの体によい影響を与えてくれるものばかりです。これからもさまざまな特徴を持った乳酸菌が発見されていくことでしょう。

 

また加熱処理をした乳酸菌の研究も進み、乳酸菌の種類によっては加熱処理をしたものの方が、強い作用をもたらすことも分かってきています。そのため現在は生きたまま腸に届くような強い乳酸菌と、死菌として強い働きを持つ乳酸菌の両面から研究が進められています。

 

他にも

  • HKL-137乳酸菌
  • 1073R-1乳酸菌
  • Lgg乳酸菌
  • n-1乳酸菌
  • ns乳酸菌
  • L-29乳酸菌
  • EF乳酸菌
  • 乳酸菌BB536
  • 乳酸菌S1
  • 乳酸菌生成エキス
  • プロテクト乳酸菌
  • 新型乳酸菌
  • 殺菌乳酸菌
  • 有胞子性乳酸菌
  • ビフィズス菌
  • クレモリス菌
  • MG28乳酸菌

などがあります。

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