善玉菌と悪玉菌

善玉菌と悪玉菌

わたしたちのお腹の中には善玉菌と悪玉菌が生息しています。これらの腸内細菌には、どのような働きがあるのか。また善玉菌と悪玉菌にはどのような細菌を指しているのでしょう?

お腹の中の細菌について

お腹の中には善玉菌と悪玉菌、それに日和見菌という3種類に分類される細菌が生息しています。そして理想的なこの3種類の割合が善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7と言われているのです。悪玉菌が増えるとお腹の中の状態は悪化し、逆に善玉菌が増えると良い状態となります。また日和見菌は善玉菌と悪玉菌の優位な方になびくと言われています。悪玉菌も善玉菌存在することは大切なことであり、そのバランスが大切なのです。

善玉菌とは

 

善玉菌にはビフィズス菌や乳酸菌が含まれています。特にもともと腸内に存在している善玉菌はビフィズス菌が多いと言われていますが、それらも多数の種類が存在しています。善玉菌はお腹の中を酸性にしていきます。糖を分解して乳酸や酢酸を吐き出し、悪玉菌の働きを抑制してお腹の働きを活発にしていきます。またビタミンの合成を行う働きや、消化吸収の促進サポートも。

悪玉菌とは

 

悪玉菌は大腸菌やウェルシュ菌、ブドウ球菌などいろいろな種類の細菌が存在しています。タンパク質を分解してアンモニアや硫化水素、インドールなどの有害物質をつくる働きがあります。そのためお腹の中は異常発酵し、お腹の働きを低下させてしまうことに。そして悪玉菌は、お腹の中をアルカリ性にしていきます。

誕生と腸内細菌

わたしたちは誕生と同時に、腸内にはどんどん腸内細菌が増えていきます。善玉菌だけでなく悪玉菌も含めて腸内細菌は3万種類、1000兆個も生息しているのです。特に離乳期までは善玉菌の一種であるビフィズス菌が9割を占めると言われています。そして離乳期以降は9割近くあった善玉菌が減り出し、悪玉菌が増えるようになるのです。

 

また大人になるに従って、その割合は安定していき悪玉菌と善玉菌と日和見菌の3種類がバランス良く存在するようになります。しかし食事の問題や体調などによってバランスが乱れることも。また中高年になると善玉菌が激減し悪玉菌が増えるようになっていきます。

善玉菌と悪玉菌の産生物質

善玉菌はオリゴ糖や食物繊維を餌にして、酢酸や乳酸、葉酸などを産生します。また最近注目されているポリアミンという物質もビフィズス菌によって産生されるとのこと。これらは体に有益な物質と言われています。また悪玉菌はアミノ酸やタンパク質を餌として、アンモニアやインドールなどの腐敗物質を産生します。善玉菌の産生物質とは逆に体に悪影響を与える物質と言われているものです。

 

善玉菌の種類

善玉菌というとビフィズス菌や乳酸菌と思っている人が多いようです。わたしたちの体に有益な働きをする腸内細菌ですが、他にも代表的な善玉菌があります。例えば納豆菌ですが、これは糖質やタンパク質の分解・消化をサポートします。乳酸菌を増やすサポートもするため、納豆菌を多く摂っている人はあまり摂っていない人に比べ乳酸菌量が10倍もの差が出るとも言われているのです。

 

他にも酵母菌があります。酵母菌は発酵するときに脂肪や糖分を分解します。またアミノ酸、クエン酸、有機酸、アルコール、炭酸ガスなど、体に有益な物質を作り出してくれるのです。また麹菌も最近注目されている善玉菌の一つと言われています。

 

悪玉菌の種類

悪玉菌の種類は大腸菌やインドールなどが知られていますが、他にもウェルシュ菌やピロリ菌などもあります。ピロリ菌は胃の中の強烈に酸の強い中で生息することができる細菌です。これらの細菌はどれも体に害のある働きをすることでも知られています。
また最近、ETBF菌が強力な超悪玉菌として明らかになったのです。悪玉菌の一種であるフラジリス菌が強まったことで生まれる菌と言われています。腸の中で特に悪さをすると言われている超悪玉菌なのです。

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